カードローンで設定されている無利息期間の内容や注意ポイントとは

クレジットカード

カードローンとは、金融機関やクレジットカード会社、消費者金融会社等が提供する、主に個人向けに行っている融資サービスです。サービスの中には、申し込んだその日に現金を受け取れるものもあり、手軽さが人気となっています。

金融機関各社が打ち出している融資サービスであるカードローンの中には、元金に利息がかからない、無利息で利用できるというサービスもあります。

この記事では、無利息カードローンとは、具体的にどういったサービスなのか、メリットや特徴、借りる際に知っておきたい活用方法、そして注意すべきポイントについて、詳しく解説をします。

カードローンの無利息期間とは?

金融機関が打ち出しているカードローンのサービスの中には、無利息期間を設定しているところもあります。

金融機関からお金を借り入れる場合には、実質年率が設定されています。実質年率とは、借り入れた元の金額にかかる金利に加えて、金融機関に支払う手数料、保証料と呼ばれる費用が加算されます。

諸費用を加えた「実質的な金利」という意味で、実質年率と呼ばれています。金融機関が提示している実質年率に幅があるケースでは、審査で年利が変わります。

実質年率は1年で計算されるため、借り入れた日数分を日割り計算することで算出されます。カードローンで借り入れたお金を返す期間が長くなると、利息が増えていきますので、トータルの返済額が増えることになります。

無利息期間とは、借り入れた日から一定の期間は、元金に対する利息が発生しない、という意味です。

カードローンの金融機関や、ローンサービスによっても異なりますが、無利息期間は30日というところが多いようです。

60日で設定しているところもあります。大手消費者金融会社では、ほとんどが設定しています。最近では銀行でも、無利息期間を売りにしているカードローンが登場しています。

無利息期間を含めて金利が計算されることも特徴です。たとえば、30日の無利息期間でカードローンを借り入れて、3ヶ月後にすべて返済した場合には、最初の30日は、元金にかかる利息が計算されないため、実質、約2ヶ月分の利息の支払いで済むことになります。

無利息期間の活用方法は?

無利息期間があるカードローンは、急な出費がかさんでしまい、次の給料日までの間だけ借り入れをしたい、少しでも利息を少なく借り入れをしたい、という場合に向いています。

また、無利息期間のうちに、できるだけ多く返済を行えば、元金が減りますので、無利息期間を経過した後にかかる利息も少なくなるため、返済の負担が減ります。

カードローンで借り入れをするときには、無利息期間を活用して返済するのがおすすめです。